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この作品は、中学生のいじめと自殺、
その裏にある家庭の問題をリアルに描いている。
とても重い映画。しかしこれは現実だ。
この現実に一人でも多くの人が気付くことが大事なのだ。

前川喜平(元文部科学省事務次官)

リアルとは、底が抜けたように切ないものなのか。
映画のタイトルは、あたしたちに投げかけられた訴えだ。
一人でも多くの人に観てもらいたい。

室井佑月(作家)


想像を超えた現実が映し出される。
登場する子どもたちと一緒に泣き、怒り、叫びたい自分がいた。
そして最後に「子どもたちをよろしく」の文字が出た時、
「私に言っているのだ」と気付き、胸が痛くなりました。

松元ヒロ(スタンダップコメディアン)


まさに、現実。
リアリティと言うよりもアクチュアリティか。
弱肉強食やら自己責任やら格差拡大やら、
分断を煽る為政者にこそ観てほしい作品。

松尾貴史(タレント)


貧困による崩壊家庭。少しでもましな生活を求めてあがく子どもたち。
弱者はより弱い対象をいじめ抜き、下降の螺旋階段を転げ落ちてゆく。
この映画は惨い現代日本社会構造の本質をあぶり出し、見えない“今”を突きつける。

尾木直樹(教育評論家・法政大学名誉教授)


金子文子の子どもの頃を思い浮かべました。
大人たちに、文子はどんなに愛情を、優しさを求めていたのか。

どんなに人間として、一人の人格として認めて欲しかったのか。

金子文子が一生をかけて主張した「人間として一番基本的な権利」というものは、
日本でも、私が住んでいる所でも、未だに守られていません。

私たちの周りには、愛情と優しを必要としている子どもたちがいます。
そんな子どもたちの心の叫びが聞こえてきました。
多くの人たちに見てもらいたい作品です。

チェ・ヒソさんコメント(女優、「金子文子と朴烈」)


自分でわかっていても愚かなことをしてしまう人物を、説得力を持って描くのは、難しい。

そして子どもたちは、親の都合、大人の事情など、とっくに見抜いている。

「青春の殺人者」以来のネガなリアリズムは、生々しさを湛えた若き出演者たちによって支えられている。

坂手洋二(劇作家、演出家)